【医療】デスクワークと腰痛
近代は、パソコンを使った仕事が多くデスクワークの時間が多くなってきています。
勤務時間の大半を椅子に座って過ごす事で、猫背になったり、椅子にもたれかかって座ったりしてしまいます。
まっすぐ座る事がしんどいからと、このような姿勢で座り続ける事で体や腰にとって大きな負担になります。体に良くない姿勢が習慣化することで、慢性的な腰痛などに発展することも。長時間座っても腰痛になりにくい座り方や姿勢についてご紹介します。
腰に良くない姿勢は?
腰にかかる負担として、座るということは立っているときの1.4倍も腰に負荷がかかっている状態になります。多くの人が猫背やもたれる方が楽だと感じますが、これは体への負担が2倍にもなります。
猫背や前のめりの姿勢は、腰と背骨をつなぐ椎間板に負担がかかり腰痛の原因となります。この姿勢が習慣化してしまうと椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、坐骨神経痛など腰痛疾患を起こしてしまいます。
腰痛になりにくい座り方をとは
腰痛を防ぐためには、「肩や腰に良くない姿勢で座らないこと」が基本です。さらに「腰に良い座り方」を意識し、腰痛を防ぐようにしましょう。
ポイント①
腰を反らさず、腹筋(お腹をへこませるよう)に力を入れて骨盤を前に倒す。
ポイント②
手の位置は、机に置いてそれを支えにしましょう。
ポイント③
1時間に1回は立って、休憩しよう
以上のように人によっては、8時間以上座る人がいます。
8時間以上座る事と死亡リスクが上がるとされている文献もあるので、上手く間で休憩を挟むようにしてください。