【医療・健康】妊娠と腰痛(頻繁問題):腱鞘炎
こんにちは、女性専門(骨盤)フィジカルセラピストのニディ・シャルマです。
妊娠に伴う腰痛は珍しいことではありません。 数週間目から、妊娠とともに女性の体には多くの変化が訪れます。 とりわけ大きいのがホルモンの変化です。ホルモンは靭帯のコラーゲン繊維に影響を及ぼします。
靭帯は骨と骨を繋ぐ役割を担っています。妊娠中は靭帯が緩み、骨盤が赤ちゃんのスペースを空ける際に重要な働きをしています。 ですが、同時に靭帯の緩みは体に負担をかけてしまいます。関節をしっかりと繋げ続ける為に、筋肉 がいつも以上の働きをしなくてはならないからです。
不安定な関節を支える為に、大切になってくるのが姿勢です。妊娠中、女性の姿勢はどう変わってくるのでしょう。
お腹の中で赤ちゃんが大きくなるにつれて、重心は前へと傾いていきます。バランスを取る為に背中が自然に曲がっていきます。背骨と骨盤が動きやすくなり、これを助長するのです。
背中が丸まり骨盤が前へ出るほど、靭帯と背中の関節に負荷が掛かります。これが腰痛に繋がります。 また、背骨が曲がるに連れて、多くの人は背中の上部も丸めてしまいます。すると背中上部、首、手 への負荷が変わり、痛みが発生し、妊娠中に多くの人が経験する腱鞘炎などへと繋がるのです。
妊娠中の腰痛は腰の治療のみではなく、背中上部や首にも注目していかなくてはなりません。骨盤と背中の位置を直し、体幹を鍛える必要があります。そうすれば綺麗な姿勢を保つ事が出来ます。妊娠中の体の変化は目まぐるしく、赤ちゃんもお腹の中でどんどん育っていきます。それに合わせ自分の軸を毎週調整する事もとても大切です。
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